前回の記事では、情報を受け取る「右脳と左脳」について、その特徴とそれぞれの認識の違いをご紹介しました。

人が情報を認識する流れは、

①感覚で捉えた情報(画像・イメージなど)を右脳で認知
②自分に関係があるか判断
③興味を持った場合、明確な情報(文字・文章)を左脳で分析・検証
④共感する

となります。

この一連の流れは「受け取る側がどのような心理・情報処理を行いながら共感していくのか」を示した流れになります。

「見た目だけ」だと響かない理由

この一連の流れを見ると、アウターブランディングは①。
見た目やデザインの部分が真っ先に出てきます。

そして、受け取る側が興味を持って進めていくと、「③明確な情報の分析・検証」にたどり着きます。

ですが、ここで自分の想いをきちんと伝えられなければ、「④共感」までたどり着くのはかなり難しいと思います。

「きれいだけど、印象に残らない」
言い方を変えれば、「中身がなくて伝わらない」

「③明確な情報」は、「自分の内なる考え、伝えたいこと、貢献できる価値」を言語化したものです。

ここがなければ「自分らしさ」が伝わらず、「他とおなじ」になってしまいます。

まずはこの部分をしっかりと固め、ブレないよう意識付けし、言語化できるようにしておくことが大切です。


自分の想いを見つけるときに必要なもの

では、「自分の内なる考え、伝えたいこと、貢献できる価値」は、どのようにしてかたち作っていけばよいのでしょう?

私は「自分の想い・自分らしさ」を見つける上で必要なのは「追求と分析」だと考えています。

「なぜそう思うのか?」
「どうしてそう考えたのか?」

このように「なぜ?」「どうして」を繰り返しながら自分自身の内面を深堀りしていくことで、自分でも見えていなかった本当の想いが見えてきます。

例えば

①私は○○を仕事にしたい!→「なぜ」やりたいの?
②それが好きだから→「どうして」好きなの?
③やっていて楽しいから→「なぜ」楽しいの?

なぜ?
どうして?

このような感じで、ひとつの考えに対して「なぜ」「どうして」を繰り返していきます。


自分の想いを見つける:私の場合

ここで少しだけ、私が過去に行った一例をご紹介したいと思います。

①私は女性のためのWebデザイナーになりたい→「なぜ」なりたいの?
②キレイなものを創り出したいから→「どうして」キレイなものなの?
③キレイなものは人の注目を集めるから→「なぜ」注目を集めたいの?
④ブログでいいことや役立つことを伝えても、注目されないと見てもらえないから→「どうして」そう思うの?
⑤自分がそれを経験をしたから、そしてデザインの力で改善されたから

結論:以前の自分と同じように、悩みながらも精一杯がんばっている人を、デザインのちからで後押ししたい

この「なぜ?」「どうして?」の切り口は、ひとつではありません。

「なぜ女性なの?」
「どうしてWebデザインなの?」
「デザインでないといけない理由は?」

いろいろな角度から分析していくことで、自分の本当の想いが見えてきます。

実際に私もさまざまな切り口から深堀りしていき、自分でも気付いていなかった想いや原点を発見することができました。

「なぜ?」「どうして?」の先の広がり

また、この追求と分析で得られるものは、単に想いや原点の発見だけではありません。

追求の先に、自分のファンになってほしいと思う「ペルソナ像」が見えてきたり、分析の結果が自分の「ブランドストーリー」になったりするんです。

ここまでのご紹介でわかる通り、インナーブランディングを行うために必要な「自分の想い・自分らしさ」は「左脳」で考えていきます。

そしてその想いを言語化して、デザインとともに表現しながらアウターブランディングにつなげていく。

これがブランディングの基本的な流れになります。

今回のまとめ

いかがでしたか?
今回の内容をまとめると、

見た目だけでは「中身がなくて伝わらない」

自分の想い・自分らしさは「追求と分析」

深堀りしていくことでさまざまな「自分らしい要素」が見えてくる

となります。


今回は「自分の想いを見つけるときに必要なもの」を紹介しました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。