独自ドメイン=誰とも共有していないドメイン
前回の記事では、独自ドメインについてご説明しました。
レンタルサーバー業者から提供されるドメイン(『http://○○○.com』の『○○○』の部分)はそのままでは覚えにくいため、
すぐに判別できる別名(サロン名など)をつけたものが『独自ドメイン』でしたね。
ところで、この『独自ドメイン』の定義ですが、実はこのほかにも別の意味があります。
それは『誰とも共有していないオリジナルのドメイン』という意味です。
この『誰とも共有していない』というところがポイントで、
これは検索結果を上位に表示させるための『SEO』とも大きく関連します。
「???」となった方、ご安心くださいね、今日もわかりやすくご説明していきますよ♪
ということで、今日は『誰とも共有していないドメイン』のお話と、ちょっとだけSEOのお話をしていきます。
無料ブログサイト=他人と共有しているドメイン
アメブロなどの、いわゆる無料ブログサイトのドメインは、自分だけのものではありません。
試しに、ご自分のアメブロの『ブログトップ』ページを表示し、URLを見てみてください。
どう表示されましたか?
https://ameblo.jp/(あなたのアカウント名)
となっていますよね。
そう、自分のアカウント名の前には、誰でも必ず『ameblo.jp』がつきます。
つまり、『ameblo.jp』というドメインを、登録者全員と共有しているわけです。
独自ドメインのホームページを『自分だけの一戸建て住宅』とするなら、
無料ブログサイトのドメインは『賃貸マンション』のようなイメージです。
そしてこの『戸建て(独自ドメイン)』か『マンション(共有ドメイン)』かが、
Googleなどの検索エンジンで上位に結果表示させる『SEO』と大きく関連します。
独自ドメインと共有ドメインの決定的な違い
まず、独自ドメインの場合は、何をやっても全てあなた自身に返ってきます。
頑張って良いことをすればあなたの評価が上がり、逆に悪いことをすれば評価が下がります。
『あなただけのドメイン』なので、全ての行動が自分の検索結果に反映されるわけです。
そこに他の人の影響は一切及びません。
一方、共有ドメインの場合は、検索エンジンはあなた自身ではなく『共有対象全体』で判断します。
あなたが頑張って良いことをしても、他の共有者が悪いことをすれば、
検索エンジンは『この共有コンテンツは良くない』と判断し評価が下がってしまいます。
『共有のドメイン』なので、間借りしている者同士、連帯責任を負う仕組みなわけです。
無料ブログが検索結果の上位に表示されにくい、と言われる所以はここです。
サイトの共有者たち全員が良い行いをすれば、当然全体の評価は上がりますが、
登録者数から見てもそれはかなり難しいですよね。
何のためにブログを書いていますか?
ブログを書く目的は、人それぞれあると思います。
自身の日記として日々の出来事を綴るブログであれば、今回のお話はそれほど敏感になる必要はないと思います。
ただもし、あなたが『お仕事』のためにブログを書いているのであれば、
今回のお話はぜひ覚えておいてください。
あなたは、何のためにブログを書いていますか?