『SEO的なリスク軽減』は意外に知られていなかった?
先日から3回に分けて、
独自ドメインで運用しているWordPressホームページを持っていた方が良い理由についてお話してきました。
「自分らしいブランディングの確立」
「社会的な信頼性の確立」
「SEO的なリスクの軽減」
この3つの優位性は、ビジネスでは必ず必要になってくるものです。
特に3番目の「SEO的なリスクの軽減」は、webを使って情報を発信するためにぜひ押さえておきたいポイントです。
この記事を書いた後、リンクを貼っているアメブロの記事を確認したところ、
「いいね!」の数が通常の1.5倍もありました。
それだけ皆さんが、webでの情報発信に関心を持たれているのだと感じました。
ですので今日は、この「SEO的なリスク」について、具体例を交えてお話していきます。
googleの基準から逸脱する=ペナルティを受ける
アメブロなどの無料ブログサイトから提供される『共有ドメイン』の場合、
googleからの評価対象は『共有者全員で1ドメイン』となるため、
何千人、何万人の登録者数がいてもユーザー全員ひとまとめで評価を受けることになります。
それゆえに、あなたがどれだけ良いことを行なっても、
他のユーザーが悪いことを行えば、全体責任としてあなたの評価も下がります。
この評価が下がることを『ペナルティを受ける』と言いますが、
googleの判断基準に則っていない、逸脱しているとみなされた場合がペナルティ対象になります。
無料ブログを一例に挙げると、
- 他のSNSで書いた記事が自動投稿されている(ハッシュタグがいっぱい付いている)
- 他サイトから無断で内容をコピーしている(「このサイトの記事を参考にしました」など)
- オリジナルのコンテンツが少ない(新商品のレビュー、感想)
- ほとんど同じ内容を複数したミラーサイト(語尾を少し変えたアメブロとWordPress)
- 不自然なキーワードが作為的に含まれている(SEOを狙った強引なキーワード)
などなど、ざっと挙げただけでも「あ、あのことだ!」とわかるものばかりですよね。
この他にも、記事を装飾するために囲み枠や罫線が使われている記事がありますが、
これで使われているHTMLタグがコンピューターから見て分かりづらかったり、
違反している場合などもペナルティの対象となります。
(これは専門的なので意識できない部分ではありますが)
自分がどれだけ頑張って良い記事を書いても、
これらの行為が散見される無料ブログでは『良いサイト』とは見てもらえません。
『無料ブログだけで検索上位に上がるのが難しい』と言われる所以です。
大切なのは『ブログ』『ホームページ』の使い分け
これまでの優位性を改めて見ると、
WordPressホームページを持っておいた方が良い理由がお分かりいただけますよね。
ただ、前回からお話していますが、無料ブログが悪いというわけではなくて、
大切なのは『それぞれのツールの使い分け』です。
無料ブログのメリット、ホームページのメリット
それぞれ異なる良いところがありますので、
私は『どちらも所有して使い分けながら運用する』ことをおすすめしています。
それぞれのメリットについては、今後ゆっくりお伝えしていきますね。
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